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【エルピー・プル役について本多知恵子のコメント】

エルピー・プル、という役を演じて2回目なんですけど、大きな声で叫んでいるばかりなので、頭がプッツン!て感じですね。(笑)エルピーという役は、ニュータイプであって、でもとっても素直ですね。私はそういう役が多いみたいで、あまり苦労はしていませんけど、ニュータイプということで、監督にもアドバイスしてもらっています。10歳というキャラクターですが、絵でみていると10歳以上にみえますね。初めのうちは声とか作ってたんですけど、監督の方から、作らなくていいって言われました。そのままの感じで、ただし感情は10歳の女の子だから、やさしくわがままで幼なさを出すように言われました。監督からは、オジサンが見て、かわいいという感じでやってくれと言われました。それもじきじきに。私は、この役に決定してからしか「ダブルゼータ」を見てなかったので勉強不足のところはありますが、アフレコのスタジオに行ったときはとってもなごやかな雰囲気だったんですよ。「ゼータ」がとっても暗い話だと聞いたんだけど、「ダブルゼータ」は明るいようなので助かりました。楽しい雰囲気のほうが、私としては演じやすいからですね。「プラレス3四郎」の真知子ちゃんのときも「エルガイム」のアムも楽しい役が多かったので、エルピー・プルも、そんな感じでやれればいいな、と思います。
『ジ・アニメ』1986年8月号

プルが死んでしまうというウワサがありますが、私は死にたくない…
『ニュータイプ』1986年10月号

最初はわがままで、な〜んて娘(コ)だろうと思ったの。やなヤツって。でも、自分の気持ちに素直なコで、やってるうちにだんだん可愛くなってきて。
『アニメディア』1987年3月号

私もね、はじめはあのー、リーナのことを邪魔者にしたりして「なんてやつだ」とかやりながらと思ってたんだけども。あの、最後ね、すごい素直でね、かわいい子で、もう自分でも自分のやってるキャラクターの中でもほんとに大好きなキャラクターになりました。大好きです、私も。(矢尾一樹「ベストキャラ賞ですからね、年間」)。おかげさまで去年第1位になりまして。ありがとうございました。
宮崎放送『アニメランド』1987年8月放送

やはり見ていらっしゃった方も、プルには強い印象を受けられたんですね。私は正直言って初めは、なんてイヤなコなんだろうと思っていたんですよ。登場シーンも、「プル、プル、プル」でしょ。(笑)本当にこんなのやるんですかぁ、って感じだったんです。でも、だんだん続けていくうちに、プルの哀しさがわかってきて、感情移入できるようになりました。アフレコが終わったら、回りの人からプルは本多そのものだ、なんて言われるくらい、なり切っていたんです。ですから私にとってもプルは、一生忘れられないキャラですね。
『アニメディア』1988年2月号

何といっても、最初のセリフが「プルプルプルー」だったでしょう。びっくりしちゃいましたね。思わず、「これ、冗談ですか?」って聞いてしまいました。そうしたら、「いや本当です」って。矢尾さんと話すと今でも言われますから。「あれ、スゴかったよなー」って。でも、演ってるうちに自分に合ったキャラだなって思えてきましたね。(1人2役について)同じ顔しているから、どっちがどっちだかわかんなくなっちゃうんですよね。共演の方に教えていただいたりもしました。で、内情をバラしちゃいますと、プルを先に録ってプルツーは別録りしていたんです。ですから、共演の回は、ほかの方が終った後に私一人残ってプルツーのアフレコをしていたんですよね。これは、『ジリオン』のエイミとオパオパが共演する回でもそうなんですよ。
『アニメディア』1988年2月号

プルはほんとに子供なんで、なかなかその子供らしさを出すのが大変なんですけど、子供の時ってこんなだったかなぁと思いながら、童心に帰ってやっています。けれど、さすがに泣くシーンなんて、やっぱ子供がほんとに泣いてるって感じは、なかなかだせないんで、苦労しています。現実には、矢尾さんがパワーでワーッと迫ってくるので、こっちもそれにつられて、ワーッていっちゃいますね(笑)。
『別冊アニメディア・機動戦士ガンダムZZ・PART.1』

途中から参加したんですが、イイ役でした。初めは普通の子供という感じでやってたんですけど、回を重ねる度にだんだん話の核心に近づいて重要な役になりまして、大変光栄に思っています。プルツーの方は戦士で、冷たい感じを出すのが苦労でした。かけ合いもあったので、つらかったですが、やりがいもありました。
『別冊アニメディア・機動戦士ガンダムZZ・PART.2』

私の持ってる、やって来たキャラクターの中でもやっぱり一番支持が多いですね。わりと明るいところとかは自分にぴったりだと思うんですけど、ニュータイプという特殊な子だったんで、そこらへん本当にどうしようかと思ったんですけど、ごくごくやってくうちに普通の明るいジュドーのことも大好きな女の子でいいということなんで、プルはやりやすかったですね。自分がまだ探り探りやっていた頃に人気が出ちゃったんで、結構プルの方が先に…先にって言うと変ですけど、独り歩きしちゃったかなって感じがあったんですけど、今思い返してみると、3年くらい経ってるんですけど、今でも応援して下さってる方が多いので、やっぱり嬉しいですね。
ラジオ関西『青春ラジメニア』1989年12月16日放送

みなさんが一番記憶して下さってるのは、「機動戦士ガンダムZZ」のエルピー・プ ルじゃないかと思うんですけど。私もプルとプルツーの二役をやったので、印象に残ってますね。
『OUT』1991年6月号

ガンダムZZで演じたエルピー・プル役が、私のキャラクターの中で一番好きだと言ってくださるファンの方が多いので、ファンの皆さんにお返し出来たら…という気持ちで選びました。もちろん、この歌も気に入っていて、気持ちよく歌えました。
「機動戦士ガンダムZZ」のエンディング主題歌「サイレント・ヴォイス」のカバーバージョンを歌った1995年のオムニバスCD「とうきょうデンキKIRAKIRA合唱団/THE MIRACLE FOREVER」のブックレットより

最初に言ったセリフがプルプルプルーン。名前がプルだから? インパクトあった。
「MARIA & CHIEKO ANIMATION HIT PARADE」パンフレット(1997年)


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